神戸の西で躍動するバタフライエフェクト その羽動はどこまで響く
バタフライエフェクト
兵庫県神戸市垂水区にあるパティスリー。開業されてから6、7年になるでしょうか。その頃からしばしば美味しいケーキを頂かせてもらっています。
本題からズバッと
今すぐにでも移転しそうなレベルのバタフライエフェクト。本当に移転されると超ショック、1週間はハイボール飲めないですね・・・・・・、、、
でもそうでもしないと、食材の値上げ等々含めて、多分これから作りたいものが作れないのではないでしょうか。
その動向を心配するほど、垂水では異彩を放つ素晴らしいケーキ屋です。
神戸、阪神の激戦区でも十二分に活躍できるであろうかと思います、そして神戸スイーツでトップにあるL'AVENUEに追随していってもらいたいです。
アクセス
神戸の中心街から少し西に離れています。どちらかというと明石からの方が近いですかね。立地的に不利な場所で神戸阪神間からこれだけ離れてても、このお店への評価は依然高いものがあります。
ショケース
自分の位置づけとしては、L'AVENUEとポッシュ・ドゥ・レーブに続くのがこのバタフライエフェクトです。チョコ系のケーキは素晴らしいクォリティーです。
あと食材に拘っているのが良くわかる、フルーツ系のタルトも絶品です。
値段に関して近々値上げがあり、この近辺のケーキ屋と比べると、頭一つ抜けて高いな~というレベルです。
店内の様子
時期的に冬しかありませんが、機会があればこのお店のジバラを一度食べてみてください。以前、プレジールで衝撃を受けたジバラと同等かそれより上かもしれません。
マンゴープリン
ねっとりした上品な甘みにバニラビーンズがいいエッセンス。パッションフルーツのジュレがかかっていて、その酸味がいいアクセントでとても食べやすいですね。
みなさんは、こういうプリンとかゼリーを食べた後のカップってどうしてます?
うちは、いつか使うからという謎のラビリンスのおかげで、まるまる1つの棚を占領しているんですが。。断捨離せよですよね~。
アイアシェッケ
ドイツ菓子 Eierschecke
Eierが卵を表していて、scheckeがまだらという意味。
シュトロイゼルとブータマッセ、クリームチーズ主体の生地とサブレの4層の構成になっています。濃厚なブータマッセとスッキリしたクリームチーズが絶妙でいて、シュトロイゼルが食感としていい仕事をしています。
マンゴータルト
タルトは安定のおいしさ。
タルト生地やムスリーヌは甘みが抑えてあって、上のマンゴーとのバランスがとてもいいです。口にいれた瞬間わかる、あっ美味しいやつ。
ザッハトルテ
フォークを入れると、サクサクという感触そして食べてもサクサクが続きます。ザッハトルテでこの食感はいい意味で期待を裏切ってくれます。
なんなんだろうこの食感、初めてだけどとても小気味がいい。味変で、買う際に起ててくれた固めの生クリームを少しつけると濃いチョコがまろやかに変化。。
くうぅぅ~、美味すぎる。
やっぱり、バタフライエフェクトで食べないといけないのは、チョコですね、ほんと美味しいです。
その代表格はさっきもいった、ジバラなんですが、この時期はどうしてもないのでこのザッハトルテか、上のショーケースの写真の一番左に映ってるヴォルカノ(フォンダンショコラ)を頼みます。
このザッハトルテもそうなんですが、ここのチョコ系はお酒のお供も務めてくれるほど濃厚で味がキッチリしているのに、お酒の邪魔をしません。毎週たべたい。。
最後に
バタフライエフェクトの意味は
力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。
北京で一匹の蝶が羽ばたくと、アメリカでは嵐になる。
これは大分誇張すぎると思いますが、言わんとしてる事は分かりますね。どういう思いで店名にしたかも、そことなしか伝わってきます。
神戸市垂水区にあるバタフライエフェクト・・・どこまで進化するか楽しみで、そしてそれをずっと感じていたいです。
これからも垂水で美味しいケーキを食べさせて欲しいです。