【伊丹市昆虫館】で1000匹を超える蝶に癒されてきました
葉に止まっている蝶に家族4人が指を差し出しました。
生き物って、純粋な気持ちを見抜けるんでしょうか?
蝶は一番下の息子の指にすっと乗ってきました!!
止まってくれるとは思ってなかったので、ビックリしました。
その後、お姉ちゃんは悔しがって、ずっと同じことをしてましたが、全然止まってもらえなかったです。
ここは兵庫にある伊丹市昆虫館、その蝶の温室なんですが、温室を出るまでずっと息子の指に止まっていました。
気が合うんですかね~!?
この蝶は、よっぽど気に入ったのか最後も葉っぱにチョンチョンとお尻を押してやらないと離れない程。ヤンチャボーイも名残惜しそうにしていました。。
いい経験ができたねっ、この経験覚えていて欲しいなぁ~。
それから数週間後・・・ふと、今記事を書きながら、下の子ヤンチャボーイにこの事を聞いてみました。
人差し指にちょうちょう止まったの覚えてる~?
少し、う~んと間があって「だいだい色でオレンジのちょうちょうでしょ~」
「覚えてる~、ベロがぐる~んってなってて、グニャグニャ~ってなってた!」
おおお~っと少し驚いたのと、嬉しいのとが入り混じった感情で、そうそう、可愛かったね~と言うと、
「うん、ちょうちょうのオウチ、もう一回いきたい~」と言ってました。
子供の成長は止まらないですね~。とっても早いです!そして、大人が思ってる以上に
感動は子供にも伝わっています。
その事がなにより、嬉しかったです。
伊丹市昆虫館
兵庫県伊丹市にある昆陽池の敷地内にある、日本の昆虫館です。蝶の温室に最大で約1200匹の蝶が放されていて、この世の楽園かと見まごうほど綺麗。下にも紹介していますが、随時いろいろな催し事もあって、いつ行っても家族で楽しめるスポットです!
入館料は大人400円、小学生まで100円と施設の充実具合からみてもかなり安いと思います。駐車場代は1時間200円、それ以降は30分100円です。
いろいろ学べて体験できるので、お得感があります。もし見終わってしまっても、大きな昆陽池の散策ができるので一日がかりで遊べますよ。
また昆陽池は野鳥観察のメッカで、たくさんの野鳥愛好家が集う聖地です。時期にもよるんでしょうが、素人の自分がぱっと見るだけでも、たくさんの鳥がいるのが分かります。鳥が好きな方はこちら目的でもいいかもしれませんね。
アクセス
大阪、神戸の中心街から車で30、40分でしょうか~さほど離れてはいない便利な場所にあります。
この前記事にした、【うどん屋 いわしや】からもさほど離れておりません。うどん屋に開店前に行って、食べ終わって昆虫館に12時過ぎに着くとちょうどいい感じでしたよ~。
もよおしあんない
我が家が行った時は調度都合よく、蝶の鱗粉転写というのをやっていたので、すかさず予約に行くと、もう先着うまったんですが後2,3人ならという事で受け付けてもらえました~。。
3歳のヤンチャボーイにはまだ早いという事で、お姉ちゃんと嫁とで行くことに~それまで時間があるので散策開始です!!
ビーー!
館内入ってすぐに目が付くのがこの蜂!
大きさ伝わりますか~?、小さな子供なら背中に2,3人乗れる大きさなんですよ!後ろに柵がついている台があるでしょ~?あそこでこの蜂の視点が見られるのと、動かせるんですっ!
もうこういうのは、ヤバイですよね~当然至極でヤンチャボーイの目はキラッキラ!全然この蜂から離れてくれません。。。そりゃ、そうですよね~。
自分も小さい頃なら、そうしてた自信ありますっハイ!
なんとかカブトムシで気を引いて、ひっぱって来ました!
はなかまきり 綺麗だけど触れませんよね!
蝶の温室
この日は一年でも最大の蝶がいる季節だったみたいで、1200匹以上の蝶が放されていました。室内の温度はかなり高く設定されていて、普通にじっとしているだけでも汗があふれ出てくる程です!
ゆっくりと蝶や綺麗な花を見ながら、戯れながら歩いて、15分程の室内。それでも結構汗が・・・30分程で限界でしょうか~
アゲハからシジミ、マダラまでたくさんの種類がいます。
目を引くのはやっぱりアゲハ、綺麗です!
リュウキュウアサギマダラに似ていますね~。
名残惜しそうですが、蝶にバイバイ!羽を触らないように返してあげます。
鱗粉転写
ツマムラサキマダラの鱗粉転写 見る角度で全然違って見えますね
特に光があたると、転写して結構日がたつのにまだ、
キラキラと赤や紫から青紫に色が変わっていき、すごい綺麗です!!
この鱗粉転写体験で使ってる蝶はその朝に、温室で死んでしまってる蝶を使っていると聞いて、少しほっとしました~当然ですよね~笑。
一人200円程の有料だったと思いますが、上に載せてある催し案内で、日があえば是非行ってみてください、この夏休み子供達にはいい思い出になるかもしれません。
こちらはナガサキアゲハ 一見、黒一色に見えるんですが
光を当ててみると~紫と赤や青が入り混じってるのが分かります。飛んでる蝶をまじまじとは観察できないので、この鱗粉転写にしてみて分かることがたくさんあります。
光の加減でこんなにも色が変わるんですね。
2体とも驚くほど綺麗です。
これはモチロン持ち帰れるので、今では子供達の宝物です。
放蝶体験
下のヤンチャボーイは鱗粉転写はNO!と言われたので、自分と二人でこちら~放蝶体験へ。
毎日、放蝶体験をしています。
この体験は毎朝、羽化した生まれたての蝶を温室に放せれる貴重な体験です。
これは是非やりたいですよね~。
まだ羽化して間もない蝶は、蓋を空けてもなかなか出て行こうとはせず出ていくのを気長に待ちます。ゆっくりと時間をかけて、飛び立っていきました。
ちょっと感動的です。子供は大きな声でバイバ~イと。
放蝶の時間と受付
毎日2時ごろから温室で放蝶をしています。
館内放送で呼び掛ける時もあれば、混んでいるときは放送しない時もあるみたいです。
その日に羽化したものを放蝶するため、数に変動があるみたいなので、確実に放蝶しようと思えば、2階の学習室でデスクがあるのでそこに2時までに行って待っておくと、今から放蝶します~と簡単な呼びかけがあります。そこで待っておきましょう!
その学習室にある、ガラス越しのミツバチの巣。
じ~っと見ていると時間がたつの忘れちゃいます~。秘かなおすすめです!
さいごに
鱗粉転写の説明を受けている際に、
蝶を、羽を二つはさむようにして持つ人がいますが、あれは絶対ダメと教わりました。
人に羽を持たれるとその鱗粉がとれてしまって、もう元には戻らないみたいです!
蝶はその鱗粉を使って、空が飛べたり、雨をはじいたりするそうで、手で持つことによって、深刻な被害があるんですね。
中にはそのまま弱って死んでしまう子もいるみたいです!
今まで小さい頃によく、そうやって持っていたのを思い出して、ああぁ~かわいそうな事をしていたのだな~と悔やまれました!
色々な事を教えてもらう事ができる、昆虫館でこの夏休み、蝶に癒されてみてはどうでしょうか?思ったより、子供よりも大人が楽しめるスポットですよ!
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